阿弥陀杉モニュメント 「 たてとよこの構造 」

1300年という長い年月小国を見守り続けてきた阿弥陀杉が台風によって倒れてしまったのは平成11年9月24日のことでした。
全体の3分の2ほどが失われ、痛ましい姿になった阿弥陀杉に多くの人達が涙を流し町全体が心の支えを失くしてしまった様な喪失感に包まれていました。
阿弥陀杉には今からおよそ100年ほど前、売却されて伐採されそうになったところを小国郷の有志がお金を出し合って買い取り守ったというエピソードが残っています。
そうやって人々がこれまで大事にしてきた阿弥陀杉を何とかして後世に残していくために町に倒木を使って、阿弥陀杉の再生を図ることにしました。
そんな時に、日本を代表する彫刻家である豊福知徳先生との出会いがありました。豊福先生に阿弥陀杉の再生を託しました。
制作は平成14年9月から半年にわたって町内で行われ
阿弥陀杉はモニュメントとして新しい命が吹き込まれました。

館内に記録集が御座います。是非ご覧ください。



豊 福 知 徳  略 歴
1925年
  福岡県三井郡山川村(現在の久留米市)に生まれる。
1946年
  彫刻家冨永朝堂に弟子入りする。
1960年
  ヴェネツィアビエンナーレ出品を期渡欧、以後40年にわたってミラノに住む。
1989年
  福岡市へ居を構える。
1990年
  毎日芸術大賞受賞。
1993年
  紫綬褒章受賞。
1995年
  福岡市文化賞受賞
1996年
  福岡中央埠頭に「那の津往還」を設置。本郷新賞受賞。
2001年
  勲四等旭日小綬章受賞。
2002年
  小国町にて阿弥陀杉モニュメントを制作。
2003年
  小国町坂本善三美術館にて豊福知徳展開催。小国町文化功労者表彰。




平成16年10月7日 豊福知徳氏モニュメント修復のため来館